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TOEIC文法問題の例題と解説

関係代名詞と関係副詞

It's not a restaurant _________ I would really recommend.

(A)that
(B)where
(C)to where
(D)to which

さて、正解は・・・

・・・

・・・

・・・

■正解

(A)が答えです。

■チェック

recommend推薦する 薦める

■対訳

It's not a restaurant that I would really recommend.

<日本語訳>
それは私が本当にお勧めしたいようなレストランではありません。

<実践的な訳>
Itは、restaurantではありません、 Iが、really recommendしたい。

--定型文 はじめての方は読んでください。(ここから)--------

<日本語訳>のように訳せば学校の試験では正解になるかもしれませんが、TOEICや英会話ではまったく役に立ちません。なぜなら、英語と日本語では語順が違うからです。

文章を最後まで読んだり、聴き終わらなければ理解できないような訳し方は間違っています。TOEICや英会話では読んだり聞いたりしたものを前から前から理解していく能力が求められます。

だから、普段から英語を訳すときは<実践的な訳>のように、
・前から訳す
・英語を出来る限り残しながら訳す
ということに注意しながら訳してください。

最初は大変かもしれませんが、慣れてしまえばこちらのほうがはるかに簡単に感じるようになります。

--(ここまで)-----------------------------------------------

■解説

It's not a restaurant _________ I would really recommend.

(A)that
(B)where
(C)to where
(D)to which

正解は関係代名詞なんですけど、関係副詞を選ばせるような問題です。場所を表す先行詞(ここだと、a restaurant)がきたからといって、必ずwhereがくるわけではありません(後述)。

まず、真っ先に外して欲しいのは(C)です。関係副詞の前に前置詞はつきません。recommendは前置詞なしで直接目的語を取ることができますので、(B)(D)は×になって、(A)が正解になります。

■関係副詞

関係副詞whereの基本的な用法は次のような形です。

1.I visited the city where(in which) Mr.Yoshida works.

この場合、whereあるいは、in whichを使います。でも、次の場合はwhereもin whichも使う事が出来ず、whichあるいは、thatを使わなければなりません。

2.I visited the city which Mr.Yoshida likes.

似たような文章なんですが、違いはworkあるいは、likeに前置詞が必要かどうかなんです。

2.は、Mr.Yoshida likes the cityという文章が成り立ちますよね。でも、
1.はMr.Yoshida works the cityという文章が成りたたないんです。
Mr.Yoshida works in the cityと前置詞が必要になってきます。

だから、1.の文章はwhereあるいはin whichが必要になってくるんですね。先行詞が場所を表していたら必ずwhereになるわけではないということに注意しましょう。

これを踏まえた上で、今日の問題を見てみると、
It's not a restaurant _________ I would really recommend.

(A)that
(B)where
(C)to where
(D)to which

I would really recommend a restaurant.という文章が成り立ちますよね。だから、関係代名詞の(A)が正解になります。

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