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TOEIC試験テクニック (LISTENING SECTION全体)

Directionsは聞いちゃダメ

Part1からPart4に共通して言えることですが、Directionsを聞いてはいけません。

Part1からPart4はリスニング問題ですが、各パートが始まる前に、Directionsといってそのパートの説明をナレーターが英語で説明してくれます。

意外と長くて、合計3分程度の時間があります。

この時間を有効活用しましょう。

【Part1, Part2】

Part1は問題用紙に6枚の写真が並び、その写真の描写に一致する表現を4つの選択肢から選ぶ問題です。問題数は6問です。

Part2はひとつの問いかけに対して3つの応答を聞き、最も適切な応答を選ぶ問題です。 問題数は25問です。

Part1のDirectionsは、およそ1分30秒、Part2のDirectionsは、およそ30秒です。パートの説明を英語でしてくれているわけですが、このDirectionsは全く聞く必要はありません。

昔は、この時間を利用して、さっさとPart5を解いちゃいましょうと言ってたんですが、今はリスニング中にリーディング問題を解くことが禁止行為になってしまいました。まー、ルールなので仕方ないです。ルールの中で、出来ることをやっていきましょう。

というわけで、この時間を使ってPart3とPart4の設問と選択肢を事前に読むようにしましょう(特に図表問題)。設問と選択肢を事前に読むことで、落ちついて問題に取り組める効果が出てきます。その結果、スコアアップにも繋がってきます。

ただ、Part1とPart2で流れるDirectionsの時間が約2分ありますので、この時間にリーディング問題を解けないとなると、他で時間を産み出す工夫をしなければなりません。でないと、とてもじゃないですが、時間内に全問解ききることは出来ません。その方法も追って説明していきます。

【Part3, Part4】

Part3は、2人または3人の人物の対話が放送された後に、問題用紙に記載されている4つの選択肢から正解を選びます。1つの会話につき、3つの問題があり、計39問(13題)があります。

Part4は、場内放送や、宣伝などがアナウンスされた後に、問題用紙に記載されている4つの選択肢から正解を選びます。1つの文章につき、3つの問題があり、計30問(10題)があります。

Part1、Part2と同様、Directionsは聞いていては駄目です。Part3のDirectionsが流れている間に32~34の設問と選択肢を読みます。

余裕がある場合、35~37を読みたくなるかもしれませんが、ここは、32~34に集中することをお薦めします。余裕がある場合、再度32~34の設問と選択肢を読み直して、しっかりと準備をしましょう。

Part4の場合は、Directionsが流れている間に、71~73の設問と選択肢をしっかりと読んで準備しましょう。

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