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TOEIC試験テクニック (PART2)

同じ単語でも正解になり得る

よくTOEICの攻略本には、問いかけの文と同じ単語、あるいは似た単語が選択肢で使われていたら、それは正解にはならないというテクニックを紹介しています。

例えば、こういう場合。

Where were you last week?

(A) I was on vacation.
(B) This weekend I stay at the hotel.
(C) The event will last a week.

正解は(A)になりますが、注目は(B)と(C)です。

(B)は問いかけのlast weekにひっかけようとthis weekendという単語を使っています。 (C)は問いかけと同じ単語lastを使って、混同させようとしています。

問いかけと同じ単語、あるいは似た単語が選択肢で使われていたら、それは正解にならないはずなので、(B)(C)は外して(A)を選ぶことが出来ます。

こういうパターンの問題は、出題されることはよくありますが、100%この法則が当てはまるわけではありません。

問いかけの文と同じ単語、あるいは似た単語が使われていても平気で正解となることもよくあります。ですので、このテクニックは2つに絞れたけど、どちらか決めきれない時等、困った時に使うようにしましょう。

簡単に類推できる選択肢を疑う

もうひとつ、2つに絞れたけれど、決めきれないときは、あまりに簡単に類推できるような単語を使った選択肢は疑ってみることです。

例えば、
質問にright side(右側)とあって、選択肢にleft(左)が含まれている場合、
質問にletter(手紙)とあって、選択肢にenvelope(封筒)が含まれている場合、
質問にlast week(先週)とあって、選択肢にMonday(月曜)が含まれている場合、
質問にconcertとあって、選択肢にsymphony(交響曲)が含まれている場合、
質問にnovel(小説)とあって、選択肢にbookshelf(本棚)が含まれている場合、
等々、、、

こういった場合、疑いを持った方がいいかもしれません。

質問が全部聴き取れていなければ、反射的に関係のありそうな単語が含まれている選択肢を選びたい気持ちはわかります。

テストの制作者の立場に立ってみれば、質問をしっかりと聞き取れれば正解できるような問題を出題したいはずです。逆に言うと、質問の一部だけ聞き取って、カンで答えているような場合は、なくべく不正解にしたいのだと思います。

だから、質問の一部分だけしか聞き取れなかった人がひっかかるような選択肢を用意していることがよくあるのです。

もちろん、簡単に類推できるような単語を使っている選択肢も正解になることはありますので、これも2つに絞れたけど、決めきれない時などの判断材料にして下さい。

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