TOEIC試験テクニック (リーディングパート全体)
時間配分その1
時間配分は、TOEICの試験を受けるに当たって、一番重要と言えるものです。
ほとんどの方は、時間内に試験を解き終えることは出来ません。900点以上をコンスタントに獲得できる人でさえ、余裕を残して試験を解き終えることは難しいのです。
最後の何問か、あるいは何十問かは、考える時間もないまま、とにかくマークをして、試験の終了時間を迎えてしまうというのが一般的なパターンです。
その結果、本来解けるはずの問題も解くことが出来ず、何十点も損をしてしまうことになります。
最後まで解ききれない原因は大きく分けると2つです。
1. 英文を処理するスピードが遅い
2. TOEICを解ききるための理想的な時間配分を知らない
1の英文処理スピードを高める方法は、別の機会に説明するとして、
ここで説明したいのは、理想的な時間配分です。
これを知らないというだけで、最後まで解ききれない方があまりにも多いのです。
これから説明することを守って試験を解くだけで、スコアは伸びますので必ず実践してください。
私が考える理想的な時間配分は、次の通りです。
・ Part5に、12分
・ Part6に、8分
・ Part7に、55分
この時間配分を守って解くことが出来れば、きっちり最後まで解ききることが出来ます。
といっても、これだけではなかなか実行に移すことが出来ないと思いますので、この時間配分どおりに試験を解き進めるためのポイントを説明していきます。
リスニングパートのペース配分は、ナレーターに任せればいいので、ペース配分について特に気にかけることはありません。
時間配分で気をつけなければならないのは主にリーディングパート(Part5、Part6、Part7)です。
そのためには、次のことを実践してください。