TOEIC試験テクニック (READING SECTION全体)
上手く間違える
TOEICでは、上手く間違えるというのも一つのテクニックです。上手く間違えるというのは、ちょっとおかしな表現ですが、考えすぎて無駄な時間を使うくらいであれば、適当にマークして次の問題に移った方がいいということです。
リーディングパートは、最後まで解ききることを考えれば、
Part5が、12分以内、
Part6が、8分以内、
Part7が、55分以内に
解いていくことは、時間配分その1で説明したとおりです。
時計を確認しながら、もしこれよりも遅れているようであれば、さっさと適当にマークしてペースアップします。知識不足で解けない問題は、時間をかけて考えても答えを導けないことが多いです。
そういう問題は、間違ってもかまわないから、解ける問題を確実に解いて、必ず時間内に解き終えるということを意識して問題を解いて下さい。
時間配分その3、Part5の解き方、Part6の解き方で説明したように最後まで解かないことを前提で時間配分を設定している場合は、その時間配分を守って問題を解き進めて下さい。
また、Part3、Part4でも説明したように、自分の設定した時間配分を守れないようであれば、念のために読んでいる選択肢を読まないという考えは、リーディングセクションにおいても適用出来ます。
TOEICは設定した時間配分を守って解くことが最も重要であることを意識しながら、問題を解いて下さい。
TOEICの試験テクニックに関する説明は以上です。
説明だけでは理解できなかったことがあるかもしれませんが、実際に問題を解いてみれば、おわかり頂けるかと思います。読んだだけで満足するのではなく是非何度も練習して下さい。
練習するのは、出来るなら公式問題集を用意して下さい。1冊3000円程度と他の模試よりも割高になっているので、ついつい公式問題集以外の本を買ってしまいがちです。しかし、TOEICを受けるのであれば、ここは出し渋ってはいけない投資です。
本番と同様のクオリティーを保てるのは、やはり公式問題集以外は無いのです。公式問題集で練習していれば、ナレーターの声や間、出題傾向、単語や熟語、英文レベル等々に慣れることが出来ます。
公式問題集を使ってここに書いたテクニックを是非身につけて下さい。
あなたのスコアアップにお役立て頂ければうれしく思います。