TOEIC試験テクニック (Part7)
マルチプルパッセージ
読解問題(長文問題)の後半では、文章が2つ並ぶダブルパッセージ、文章が3つ並ぶトリプルパッセージという形式の問題が出題されます。
ダブルパッセージが2題、トリプルパッセージが3題で、それぞれ設問が5つになります。
マルチプルパッセージで計25問ですね。
時間配分その3で説明したようにこの25問を30分で解かなければいけません。
1問1分以上かかることになります。読む量がそれだけ多いということです。
読む量が増えるせいか、この形式の問題を苦手にしている人も多いと思います。しかし、問題の解き方は他の問題と基本的に同じです。
問題⇒本文⇒選択肢という順番で解いていけばいいだけです。問題に対する該当箇所も問題の順番どおりに並んでいることが多いです。
ひとつだけ注意するとすれば、複数の文章を総合的に判断して解く問題が、それぞれ1~2問出題されることです。
これも時間さえあれば、該当箇所を探し当てることが出来ると思いますので、時計を見ながら遅れることなく問題を解いていくのが何よりの対策になります。
通常の問題よりも解くのに時間がかかることが多いので、もし、時計を見て遅れているようであれば、さっさと諦めて適当にマークし、次の問題に移っていきましょう。
とは言っても、実践するのはかなり大変です。
最後まで時間通りに解くのは、TOEICで900点を超える人でも難しいものです。大半の人は最後まで時間内に解き終えることは出来ないと考えた方がいいと思います。
そのため、時間配分その3で説明しているように自分なりとゴールとペース配分を設定することが大事です。
マルチプルパッセージ、特にトリプルパッセージは、最後まで解ききることは出来ないかもしれません。その時は、空欄のままにせず、いずれかの選択肢を必ずマークして、200問全てをマークしているようにしましょう。