TOEIC試験テクニック (PART1、PART2共通)
基本的な解き方
ここでは、Part1、Part2で共通する基本的な解き方について紹介します。
Part1とPart2の問題をもう一度簡単に説明すると、Part1は問題用紙に6枚の写真が並び、その写真の描写に一致する表現を4つの選択肢から選ぶ問題です。
Part2はひとつの問いかけに対して3つの応答を聞き、最も適切な応答を選ぶ問題になります。
それでは、基本的な解き方を見ていきましょう。
【最後まで聴く】
Part1は4つの選択肢、Part2は3つの選択肢から正しい答えを選ぶ問題です。仮に(A)が正解だと思ったとしても、念のため残りの選択肢も必ず聴くようにして下さい。
(A)だと思っていたけれども、よく聴いてみると、(C)だったということがよくあります。
Part1、Part2は急いで次の問題を確認する必要はありませんので、たとえ自信を持って選んだ解答だとしても、必ず全ての選択肢を聴くようにしてください。
【軽くチェックを】
Part1、Part2では全ての選択肢を聴くと言いましたが、全ての選択肢を聴き終わった段階で、解答用紙にマークをするのではありません。
その間に正解を忘れてしまうことがあります。
それを防ぐために、仮に(A)が正解だと思えば、(A)に軽くチェックを入れて残りの選択肢を聴くようにしましょう。
最後まで聴き終わって、やはり(A)だと確信すれば、チェックの入った箇所を塗りつぶすようにしましょう。
候補が2つあれば、2つともチェックを入れておいて、正解だと思う方だけを塗りつぶします。
チェックを入れて塗りつぶさなかった方は、その場であるいは、リスニングセクションが終わった後にきれいに消すようにしましょう。
ただ、この方法だと消す手間が発生してしまいます。この消す作業に時間がかかってしまう方は、次の方法を実践してください。
例えば、(A)が正解であると思えば、ペン先を(A)のマーク欄の上に止めたまま、残りの選択肢を聴きます。全ての選択肢を聴いた後に(A)が正解であると確信すれば、(A)を塗りつぶします。
また、確信は持てないけれども正解の候補だと思った時も、同じようにマーク欄の上にペン先を止めたまま残りの選択肢を聴きます。
より正解に近いと判断するものがあれば、ペン先をそのマーク欄に移動します。全ての選択肢を聴き、最後にペン先があるマーク欄をマークします。
2つの方法を紹介しましたが、ペン先をマーク欄の上に止める方法だと、単純ミスを犯してしまうことがたまにあります。ですので、軽くチェックを入れて、後で消す方法をお薦めします。