TOEIC試験テクニック (PART2)
Do you mind ~に気をつけろ
Do you mind ~ は、日本語でよく「~してもいいですか?」と訳されています。しかし、この訳は捨ててください。Part2で出題された時必ず間違えてしまいますから。
例えば、
Do you mind if I sit here? という文を
「ここに座ってもいいですか?」と考えていると間違った応え方をしてしまうことになります。
日本語で考えると、OKの場合、Yesとなりそうです。しかし、逆です。Noがこの場合、OKという意味なのです。
複雑ですね。
原因はDo you mind ~ を「~してもいいですか?」と訳していることにあります。これからは、「~することを気にしますか?」と考えるようにして下さい。
そうすると、
Do you mind if I sit here? という文が、
「ここに私が座ることをあなたは気にしますか?」という意味になります。
OKの場合、「いいえ、気にしません⇒ No」
駄目な場合、「はい、気にします ⇒ Yes」
こう考えることでスムーズに応えることが出来ます。
Part2でも出題されることがありますので、Do you mind ~は、必ず「~することを気にしますか?」と考えるようにしましょう。
話しかけられたとき、すぐに反応できるかちょっと確認してみましょう。
Do you mind if I open a window?
(窓を開けてもかまいませんか?)
自分もちょうど窓を開けた方がいいかなと思っていたところにこう聞かれたとします。この場合、
Yesと応えるのがいいでしょうか?
それともNoと応えるのがいいでしょうか?
気にするかどうかで考えればわかりますよね。
反射的にYesと応えてしまいそうですが、それだと「気にするよ。窓を開けちゃ駄目だよ」という意味になってしまうので、「気にしないよ」ということで、この場合Noと応えましょう。
ちなみに、Yesと応える時は拒否することになりますから、少し柔らかい表現を選びたいところです。
I’d rather you didn’t.(出来れば、控えて欲しい)という表現を使ったり、シンプルにSorryと言ってから、そのあとに理由を付け加えたりします。