TOEIC試験テクニック (PART3、PART4共通)
念のための選択肢読み
Part3、Part4では選択肢から正解を選ぶ時間がとにかく限られています。
少しでも遅れると、次の先読みに影響し、先読みが不十分であれば正解することが難しくなります。ですので、Part3、Part4で最も重要なことは、自分が設定した次の先読みに進むタイミングを守ることです。
とは言っても、気づけば遅れてしまっていて、なかなかタイミングを守ることが出来ないというのが現実かと思います。
タイミングが守れない場合はいくつかの工夫が必要です。
まずは、遅れそうになっている時に解いている問題を諦めることです。
たとえ正解を選び切れてない段階でも、その問題は適当にマークし、次の先読みに進まなければなりません。1問のために次の3問を失うわけにはいきません。
次に、念のために読んでいる選択肢を諦めることです。
通常は(A)(B)を読んで、正解が(B)だと思っても、念のため(C)と(D)も読み、やっばり正解は(B)という解き方をすると思います。これを、(B)だと思えば、(C)と(D)の選択肢は読まずに次の問題に進みます。
ミスが出る場合がありますので、絶対的に正しい方法ではありませんが、先読みのペースを守れないくらいであれば、念のための選択読みは止めた方がいいです。
TOEICは決められた時間内に問題を解ききるこということが大事なテストです。そのために意識付けが必要なことがあります。
選択肢を全て読むというのは、何となく当たり前にしてきたことだと思いますので、意識していなければ、ついつい全て読んでしまうものです。
英文を読むスピードが速ければ、選択肢を全て読めばいいですが、問題によってはTOEICで900点を超える人も選択肢を全部読んでいたら遅れてしまうことがあります。
ですから、Part3、Part4では自分が設定した次の先読みに進むタイミングを守ることを第一に意識して解いていきましょう。