TOEIC試験テクニック (PART1)
写真にない名詞と動詞
【写真にない名詞】
Part1では、写真に載っていない名詞が選択肢に使われることがよくあります。例えば、歩道に自転車が並んでいる写真に「the car」という単語が聞こえたとしましょう。写真には車なんてまったくありません。
こういう場合、文全体をはっきりと聞き取れなかったとしても、その選択肢は不正解だと考えてほぼ間違いないです。写真に載っていないものは説明しようがないからです。
写真にない名詞が含まれた選択肢は正解の候補から外し、他の選択肢から正解を選ぶようにしましょう。
説明だけ聞くと、非常に単純でひっかかりそうになさそうですが、リスニングだと瞬間的に判断しなければいけないので、意外と難しいこともあります。
例えば、groceriesという単語が聞こえてきたとします。
一瞬で、食料雑貨品とわかれば、判別できます。写真に食料雑貨品があれば、正解候補だし、無ければ正解にはほぼなりません。
これが、groceriesって何だっけ?と少しでも思い出すのに時間がかかるようであれは、その選択肢は保留になってしまいます。思い出すことに気がいってしまえば、次の選択肢の音声を聞き逃すかもしれません。
groceriesという単語を読めば、知っている人も多いと思います。ただ、リスニングでは音声だけで瞬間的に判別することが求められます。
こういうところに難しさがあります。
対策はTOEICで使われる単語にとにかく慣れることです。公式問題集を使ってTOEICの単語に慣れるようにしましょう。
【写真に無い動詞】
名詞に続いて、動詞も写真に関係ないものであれば、不正解となります。
例えば、1人の男性が通りを歩いている写真に対する選択肢の中に「wash」という動詞が聞こえたとしましょう。男性はただ歩いているだけですので、「洗う」という動作はまったく関係がありません。だから、その選択肢は不正解となります。
写真にない動作が含まれた選択肢も正解の候補から外し、他の選択肢から正解を選ぶようにしましょう。