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TOEIC試験テクニック (PART2)

否定疑問文は怖くない

Part2でよく間違ってしまう問題のひとつが否定疑問文です。
Do you ~?が通常の疑問文であれば、Don't you ~?が否定疑問の形です。

日本語では、「あなたは、それを好きではないですよね?」と尋ねられれば、「いいえ、好きです」もしくは、「はい、好きではありません」と一般的に応えると思います。

ところが、英語は違います。

Don't you like it? 「あなたは、それを好きではないですよね?」
という問いに対して、

Yes, I do.「はい、好きです」
No, I don't.「いいえ、好きではありません」

と応えます。

日本語とは、「はい」「いいえ」の部分がまったく逆になってしまい、咄嗟に何と返していいのかわからなくなってしまうのです。

英会話なんかでも、日本語の発想で考えて、好きではないからYesと言って、話がかみ合わなくなってきたという経験をした人もいるんじゃないでしょうか?

否定疑問は、日本語と発想が逆になるから、「はい」の場合はNo、「いいえ」の場合はYesなんて考えていると対応できません。そんなこと考えずに、シンプルに否定疑問文は通常の疑問と考えればいいだけなのです。

Don't you like it? を、
Do you like it? と考えればいいだけなのです。

そうすると、スムーズに、

Yes, I do.「はい、好きです」
No, I don't.「いいえ、好きではありません」

と応えることが出来ます。

TOEICのPart2の形式だと次のような問題が考えられます。

Shouldn't we leave before it starts to rain?

(A) No, the rain caused the leaves to fall.
(B) Yes, let's take an umbrella with you.
(C) No, I didn't know we left it.

否定疑問がきた、YesとNoを逆にするなんて考えていると、選択肢を聞き逃してしまいます。

そうではなく、Shouldn't weをShould weと捉えます。

私たちは雨が降り始める前に出るべきではないですか?

私たちは雨が降り始める前に出るべきですか?
と置き換えて考えます。

そうすると、「はい」「いいえ」の判断を日本語と同じで考えることが出来ますので、スムーズに答えを選ぶことが出来ます。

(A) いいえ、雨は葉が落ちる原因になりました。
(B) はい、傘を持っていきましょう。
(C) いいえ、私たちがそれを置いてきたことを私は知りませんでした。

簡単に(B)を選ぶことが出来ますよね。

ということで、否定疑問文は必ず通常の疑問文として考えて下さい。そうすると、慌てることなく選択肢から正解を選ぶことが出来るようになりますよ。

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