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TOEIC試験テクニック (Part5)

意味問題

意味問題というのは、例えば、選択肢が次のようなものです。

(A) requests
(B) admits
(C) agrees
(D) guarantees

意味が異なる単語を並べて文脈から判断させて選ばせる問題です。

Part5の中心的な出題パターンになります。英文をきちんと読み取れれば正解できることが多いですが、わからない単語があれば正解することが難しくなります。

文章の意味を読み取れなかったり、単語の意味を知らなければ、答えようがありません。わからない場合はさっさと諦めて適当にマークし、次に移りましょう。

ただ、このさっさと諦めるというのは意外に難しくて、ついつい深追いしてしまいます。

単語の意味がわからなくてもなんとか類推できるように、同じ文章を2度3度読んでしまうということがよくあります。

それで正解できればいいですが、知らない単語が文章の中にいくつもあるなかで意味問題を正解する確立はかなり低くなります。

そうすると正解することの出来ない問題に時間を使ってしまうことになり、時間が足りなくなります。時間が足りなくなれば、本来なら解けるはずだった問題を解けなくなるという悪循環に陥ってしまいます。

こうならないためにも、本番では常に経過時間に気を配るようにしましょう。そして、「わからない問題を無理に解こうするよりも、解ける問題を確実に解く」という意識を持って問題を解いていくことが大事です。

本番までの準備としては、単語力をつけるしかありません。意味問題を解けるようになるには、地味ですが結局これしか対策はありません。

一つの英文に2つ、3つ知らない単語があると、その文章の意味を取るのは難しくなりますし、選択肢でもわからない単語があれば正解するのはかなり難しくなります。

本番でそうなってしまったら、その問題は潔く諦めるしかありませんが、そうならないためにも単語力を強化していきましょう。

TOEICにおける単語力のつけ方については、別ページで説明したいと思います。

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