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TOEIC試験テクニック (PART2)

付加疑問文も怖くない

付加疑問文というのは、例えば文章の最後の,don't youや,wouldn't youなどが付いている文章です。

「~ですよね、~じゃない?」という意味の表現方法なのですが、これも日本人にとって、苦手な表現のひとつです。何と応えていいのか咄嗟にわからなくなってしまうのです。

付加疑問は大きく分けて2パターンあります。

You play the guitar, don't you?
(あなたはギターを弾きますよね)
という肯定文の付加疑問パターンと、

You don't play the guitar, do you?
(あなたはギターを弾きませんよね)
という否定文の付加疑問パターンです。

肯定文の場合は付加疑問部分は否定形で、否定文の場合は付加疑問部分は肯定形になります。

まず、肯定文の付加疑問パターンの応え方を見てみましょう。

You play the guitar, don't you?

「あなたはギターを弾きますよね」と言っていますから日本語での応え方は、

「はい、弾きます」
「いいえ、弾きません」

英語でも、応え方は同じで、
Yes, I do.
No, I don't.
となります。

日本語と英語の応え方が同じなので、間違えるポイントなんてなさそうですが、最後にdon't you?と言われると否定の疑問文で聞かれているような気がして、Yesで応えればいいのかNoと応えるのかわからなくなってしまうことがあるのです。

こうならないようにするのは、実は簡単で、付加疑問部分を無視してしまえばいいのです。

You play the guitar, don't you? という文であれば、単に、
You play the guitar? と考えればいいのです。

そうすれば、スムーズに

Yes, I do.
No, I don't.

と応えることが出来ます。

次に否定文の付加疑問パターンを考えてみましょう。

You don't play the guitar, do you?

「あなたはギターを弾きませんよね」と言っていますから日本語での応え方は、

「いいえ、弾きます」
「はい、弾きません」

前のページでも説明しましたが、否定疑問の応え方は日本語と英語では逆になってしまうんですよね。英語だと、
Yes, I do. 「はい、弾きます」
No, I don't. 「いいえ、弾きません」
となって、日本語だと「いいえ」応えるのにYesとなり、日本語だと「はい」と応えるのにNoとなってしまいます。

ここが難しいところではあるのですが、もう対処の仕方はわかりますよね?

前のページで説明した通り、否定疑問文は通常の疑問と考えればいいのです。さらに先ほど説明したように付加疑問部分を無視してしまいます。

You don't play the guitar, do you?

You play the guitar? と捉えます。

そうすると、応え方は日本語と同じになりますので、間違いが起こりません。

弾くのであれば、
Yes, I do. 「はい、弾きます」
弾かないのであれば、
No, I don't. 「いいえ、弾きません」

これだと間違わず応えれそうじゃないですか?

TOEICのPart2の形式だと次のような問題が考えられます。

Tom isn't coming to the game, is he?

(A) No, he didn't.
(B) Yes, football is an exciting sport.
(C) Yes, he's coming.

Tom isn't coming to the game, is he? を
Tom is coming to the game? と考えるようにしましょう。

そうすると、スムーズに正解の(C)を導き出すことが出来ること思います。

付加疑問文の付加疑問部分は無視する。さらに、否定疑問の否定も無視する。そうするとスムーズに応えることが出来ますよ。

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