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TOEIC試験テクニック (PART3、PART4共通)

先読みにかかる時間

自分の先読み時間を把握する

先読みをする方法がわかったと思いますので、実際に公式問題集を使って先読みを練習してみて下さい。そして、自分がどの方法がやりやすいか確認しましょう。確認すれば、次に大事なのは、自分は先読みに何秒必要なのかということです。

ストップウォッチを用意して、実際に計ってみましょう。スマホや携帯でもストップウォッチ機能があるかと思います。公式問題集を用意して、例えば解き方3の方法で先読みをしてみます。そうすると、3つの問われるポイントを覚えるのに、16秒ではきつい。20秒は欲しいというような自分なりの細かいポイントが見えてきます。

次の先読みに使える時間は、ナレーターが2つめの設問を読み終えた時は約24秒、3つめの設問を読み始めた時は約16秒となります。20秒を先読みに確保ししたければ、ナレーターが2つめの設問を読み終えてから大体4秒経過するまでに解答を終えなければならないということになります。

時間と間隔を知る

ここで、Part3、Part4でナレーターが設問を読み上げる時間と間隔を見ていきましょう。公式問題集で計測しましたが、本番でも同様のタイミングだと思います。

  • 1つめの設問 (3~7秒、約4秒の時が多い)
  • 無音 (約8秒)
  • 2つめの設問 (3~7秒、約4秒の時が多い)
  • 無音 (約8秒)
  • 3つめの設問 (3~7秒、約4秒の時が多い)
  • 無音 (約8秒)
  • [Go on to the next page (約6秒)]
  • Question ○○ through ○○ refer to the following (約4秒)

ナレーターが2つめの設問を読み終えた時は約24秒というのは、
D + E + F + H = 24秒ということになりますし、
3つめの設問を読み始めた時は約16秒というのは、
E + F + H = 16秒ということになります。

自分に必要な先読みの時間を確認して、どのタイミングで次の先読みに移ればいいのか把握するための参考にしてみて下さい。

なお、Go on to the next page (約6秒)は、
Q41-Q43、
Q62-Q64、
Q80-Q82、
のあとに流れる次のページに移れという指示です。この間が約6秒あります。

ページをめくったときにどこを見ればいいか把握しておけば、6秒も必要ありません。ですので、この3つは通常よりも6秒程度解く時間が増えることになります。

もしくは、次の先読みに通常より6秒程度時間を多く使えることになります。先読みにあてる時間で正解率は変わってきますので、ちょっとしたボーナスですね。

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