TOEIC試験テクニック (Part7)
Not問題
TOEICの読解問題(長文問題)は基本的に設問⇒本文⇒選択肢という順番で読んでいけば、ほとんどの問題は解いていくことが出来ますが、Not問題は別です。
Not問題というのは、例えば、次のような問題です。
What is NOT one of Ms. Lake's opinions about the meeting.
(A) .
(B) .
(C) .
(D) .
レイクさんの意見でないのはどれか?と尋ねている問題です。
つまり、3つはレイクさんの意見で、本文中にその3つの意見が載っているということになります。
明らかに間違った意見が載っていれば、すぐにわかりそうなものですが、ほとんどの場合そう簡単にいきません。
Not問題の基本的な解き方は、選択肢と本文を読み比べて、一つ一つ正しい選択肢を省いていきます。間違った選択肢ではなく、正しい選択肢を省いていくのです。
3つの正しい選択肢を省いて、残るのが正解となります。途中で間違った選択肢がわかれば、その選択肢をマークして次の問題に進みます。
こういう解き方をするので、Not問題は設問⇒本文⇒選択肢という順番ではなく、選択肢も読んだ上で、対処するようにしましょう。
設問⇒選択肢⇒本文という順番ですね
Not問題は問題の難易度として、特別に難しいわけではありません。
ただ、一つの設問で問題を4つ解いているようなものですから、時間がかかります。
出来れば正解したいところですが、ここに時間をかけすぎてもいけません。
時計を見ながら、時間がかかりすぎているようなら、適当にマークして次の問題に移りましょう。
「Not問題にさんざん時間をかけてようやく正解した、でも時間が足りなくなった」という事態よりも、「Not問題は間違えた、でも時間内に解き終えることが出来た」
という状態の方が、総合的に見れば高い点数が出やすいです。
ということで、Not問題は、時間がかかりすぎるようなら諦めることも頭に入れておいて、出来るだけ時間内に解くようにしましょう。
Not問題の他に選択肢も読んだ上で本文も読んだほうがいい設問としては次のようなものがあります。
What is suggested about ~.
What is indicated about ~.
What is the article mainly about ~.
通常の問題よりも解くのに時間がかかる場合が多いので、予定よりも遅れている場合、さっさと見切りをつけて次の問題に移るようにしましょう。