TOEIC試験テクニック (PART3、PART4共通)
Part3は、2人または3人の人物の対話が放送された後に、問題用紙に記載されている4つの選択肢から正解を選びます。
1つの会話につき、3つの問題があり、計39問(13題)があります。
Part4は、場内放送や、宣伝などがアナウンスされた後に、問題用紙に記載されている4つの選択肢から正解を選びます。
1つの文章につき、3つの問題があり、計30問(10題)があります。
Part3とPart4の解き方は基本的に共通しています。まずは、問題用紙についてです。
問題用紙にも一工夫
あれ?
何かおかしい?
ひょっとして、マークしている場所間違えてる?
なんていう経験ないでしょうか?
特にリスニング中にマークする場所に間違えがあったら、あせって英語を聞くどころではなくなります。
とりあえず、どこから間違っていたかは後から確認するとして、今は正しい場所にマークしようと考えても、頭の中は後悔でいっぱいで、問題に集中できません。
こういうことを起こさないためにも、Part3が開始するとすぐに行って欲しいことがあります。それは、問題用紙を谷折りから山折りにすることです。
通常のままだと、問題を解く際に、問題用紙と解答用紙に余分なスペースが出来てしまいます。その結果、視線を右に左に忙しく移さなければならず、迅速に解答することが出来ません。
少しでも素早く、そして正確に次の問題に移るために問題用紙と解答用紙を近づけたいところです。そのため、問題用紙を谷折から山折にします。
【谷折り(通常の状態)から】
【山折りへ】
試験を受ける際には次のようになります。
【右側のページを解く時】
【左側のページを解く時】
解答用紙を問題用紙の下に潜り込ませるのがポイントです。問題用紙と解答用紙の距離が縮まって、スピーディーにそして正確に解答が出来るようになります。
また、その際、指の位置とペン先の位置にも注意してください。
左手の人差し指は、現在解いている問題を、そしてペン先は現在解いている解答欄の上にくるようにします。
問題用紙から解答用紙、そしてまた、問題用紙と視線を移していくとどうしてもズレが生じ、現在解いている問題や解答欄を探すことになってしまいます。
そうならないためにも、右手の人差し指と、ペン先の位置にも気を配って、問題を解くようにしましょう。