TOEIC試験テクニック (PART3、PART4共通)
図表問題の解き方
前のページでは、図表問題は通常約8秒の無音部分が約12秒になり、4秒長くなることで、先読みをするタイミングにズレが出る場合があることを学びました。
また、その対策もわかりましたね。
読んでも、いまいちわからなかった場合は、前のページの最後のまとめを読んで、自分にあてはまるパターンだけ把握しておけば大丈夫ですよ。
図表問題の先読みがわかったところで、ここでは、図表問題の解き方について学んでいきましょう。
Directionsが流れる間に
いくら4秒多く使えるとはいえ、解くときも、先読みするときも図表を見ることになりますので、図表問題は難しくなります。
特に、最初の図表問題は、その前に出題されるのが通常の出題パターンになりますので、4秒の余裕さえなく先読みの難易度が一層上がります。(逆にQ65-Q67はGo on to the next pageの時間がある分、先読みに少し余裕が出来ます。)
ですので、図表問題はPart1とPart2のDirectionsが流れている間に目を通しておくことをおすすめします。
Q32から順番に読むのではなくて、Part3とPart4の図表問題を先に読んでおきましょう。一度目を通しておくことで、実際に解くときにスピーディーに先読みが出来るかと思います。
出来れば、先読み重視で
前のページで、先読みに4秒を使うか、問題を解くことに4秒を使うかは状況によって変わってくると言いましたが、【解き方3】と【解き方4】で解く場合は、先読みに少し多く時間を確保することを目標にして下さい。
というのも、リスニング重視の解き方をする場合、図表問題を解く際は、ナレーターの会話やトークを聴きながら図表を眺めるという解き方が解きやすいことが多いからです。
ナレーターの会話やトークが終わった時点で、図表問題の答えはわかっている状態になりますので、3問の解答に多くの時間はかからないはずです。
ですので、次の先読みに少しでも多くの時間を使うことを目標にして下さい。
図表問題は先読みさえきちんと出来れば、それほど難易度が上がるわけではありませんので、【解き方3】と【解き方4】で解く場合、先読み重視の解き方をお薦めします。